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匠の技

ナック培養土の製造方法

製造工場だからこそ各原料の混合比率を熟知し、各原料の特性を活かしながら、他社との差別化を図るべく、製造方法を見直した結果、各原料毎に機械設備にて計量し、確実に尚且つ均等に混ぜる方法を現実化しています。

はじめに

匠の技?
当社ホームページにこの様な言葉が表示され驚かれた方も多いでしょう。
たかが培養土の製造工場が、と思われている方も多いとは思いますが、その製造工場だからこそ各原料の混合比率を熟知し、各原料の特性を生かす事が出来る。
これこそが他社との違いであり、これから説明する内容が「匠の技」のすべてだと思っております。

匠の技

他社、他製品との違いの明確化

皆さんは製造工場での培養土の製造方法はご存じですか?
通常、工場見学でもされない限り、製造工程もご理解されないかと思いますが、実際は至ってシンプルで各原料毎に容積を量った原料をショベルカーにて混ぜ込み、この混ぜた原料をホッパーに投入し、この投入された原料をコンベアにて搬送しながら袋詰めして製品化する。この方法が一般的な製造方法ですが、このやり方には当然、デメリットも存在します。
何がデメリットかって?
それは文面最初に記載しましたが、混練り方法です。
1回で1000L程度の量を10tのショベルカーにて混ぜ込むのですが、これが思ったほど均等には混ざらないのが現状なのです。
この様な製造方法だと商品にもバラツキが発生し、肥料関係など少量しか入っていない物については商品毎に入ったり入らなかったりが生じてしまいます。
皆さんもご経験がございませんか?
同じ商品を何個も購入し、プランター毎に振り分けて栽培したのに生育に差が出てしまう。
当社はこの事に着目し、他社との差別化を図るべく、製造方法を見直した結果、各原料毎に機械設備にて計量させ、確実に尚且つ、均等に混ぜる方法を現実化しました。

ショベルカー混ぜ込み
プランター

製造方法、設備について

当社の製造方法は各原料毎に配合比率に準じて機械にて計量し、混ぜ込みます。
この混練り方法が当社独自のオリジナルです。
その方法とは2つの回転数の違うラセン(回転羽)を使って混ぜ込むのです。
この混練り方法の優れている点は

  • 均等に混ぜ込む事ができる。
  • 原料を浮かせながら混ぜ込むので原料同士の色移りがなく色鮮やか。
  • 原料一つ一つの粒が崩れずにブレンド出来る。
  • 原料の粒が全部崩れていないので、団粒構造が長持ちする培養土が出来る。
  • 肥料も機械設定にて計量、投入しているのでムラなく均一に配合される。
  • 各原料を機械割にて計量できるので瞬時にどんな配合にも対応可能。

等、ここではいい表せないほどの利点の多い製造設備です。
これは、当社のオリジナル設備ですが、これ程までに設備自体をアピールするのも訳があります。
それはこの機械を設計された方にあります。
この機械の設計者は日本で有名なかまぼこの製造機器メーカーの元工事部長さんです。
「世界の〇〇」と呼ばれている企業ですが、あえて社名は伏せますね。
さしてこの方が設計するにあたってのコンセプトが「商品を色鮮やか且つ均等に混ぜる」でした。
その考えのもとに設計された設備が当社の機械設備であり、他に類を見ない物であります。

製造方法、設備について
製造方法、設備について
製造方法、設備について
製造方法、設備について

品質について

各原料を単独計量し、ラセンにて強制撹拌させ均等に混ぜ込む方式で商品を製造しておりますが、商品の品質についても絶対的な自信を持っております。
各原料の投入口には金網を設置し不純物の混入を防ぐ他、磁石で金物等を取り除く設備を完備しています。
商品のクレーム≒会社の評価ダウンとの観点から日々、管理体制を強化しています。
まずは商品を手に取って見て下さい。必ずや他の商品との違いがご理解頂けるかと思います。

品質について
品質について
品質について
真面目な土作り

ナック培養土の原料選び

お客様のニーズに合わせた真面目な土作り!
原料ひとつひとつにとっても強いこだわりがあります。

真面目な土作り

当社の定義でもあり、理念でもあります。
お客様のニーズに合わせた真面目な土作り!これが私共のモットーであり、柱でもあるのです。

原料一つ一つにとってもとってもこだわりがあります。

主原料でもありますバーク堆肥は、九州産の福岡県筑紫野群製造のバーク堆肥を使用しております。
このバーク堆肥は、一切、下水汚泥・食品残渣等の産業廃棄物が混ざっていません。
1年から1年半の長い期間をかけて完全醗酵させ、このバーク堆肥だけで発芽実験をしておりますが、大変良い結果が出ております。
他に宮崎県産のぼら土を原料として活用しているのも当社の特徴です。
ぼら土の特徴として、表面に無数の小さな穴があいており、保水性に優れています。
また粒一つ一つの硬度が固く、崩れにくいので通気性にも優れています。
それに団粒構造を維持できるので排水性にも優れた優秀な原料です。
通常ですとまさ土等を入れた方がコスト的にも安くなるのですが、まさ土を入れすぎると排水性・通気性に問題が生じます。
まさ土をなるべく入れないでぼら土をブレンドする事により、保水性・排水性・通気性が保たれる培養土が完成します。

真面目な土作り
真面目な土作り
真面目な土作り

また、栃木県産の赤玉土・鹿沼土も山口県まで運んで来て、培養土にブレンドしております。
放射能の問題も有りますが、仕入先の剛建材様では毎月放射能検査を第三者機関で検査しており、放射能は今まで検出されておりません。
当ホームページにて、毎月の放射能検査結果資料を公表しておりますので、安心して使用しております。
話は戻りますが、剛健材様とはもう30数年のお付き合いをしており、これまで一回も赤玉土・鹿沼土についてのクレームがありません。非常に品質管理が徹底しています。
赤玉土・鹿沼土は大きな長方形のビニールハウスで天日乾燥させます(一部ボイラー乾燥している所も有ります)。
品質が悪い赤玉土・鹿沼土は天日乾燥の期間が短く、表面は乾いていますが芯まで乾燥が出来ていない粗悪な物もあります。
もし粗悪な赤玉土・鹿沼土を培養土にブレンドしたら、粒が直ぐに崩れて泥状になり通気性・排水性が落ちて、植物の生長に大きな影響が出るでしょう。
ここで、良い赤玉土見分け方ですが、通常は色の濃さ・薄さやパッケージに付いた水滴や微塵の多さ・少なさで見分けると思いますが、芯まで乾いているかどうか分かりません。
そこで芯まで乾いているかどうかの見分け方をお教えします!(笑)まず、コップを用意して水を入れます。出来れば赤玉土の大粒が良いです。1粒入れます。3日前後放置すると芯まで乾いている赤玉土は、原形を留めておりますが、芯が乾いていない赤玉土は形が崩れて泥状になります。

真面目な土作り
真面目な土作り

良い赤玉土の見分け方

良い赤玉土の見分け方

粗悪な赤玉土が培養土に入っていたら、毎日の水やりでどうなるかご想像できると思います。
前文にもお書きしましたが、剛建材の社長の品質管理は徹底しており、袋詰め前の赤玉土が芯まで乾いて無ければ、製造ラインを止めてもう一度、天日干しからやり直す徹底ぶりです。
品質に徹底的にこだわる剛建材の社長は、頑固者の真っ直ぐな男の中の男です。(笑)
だから信頼して、何十年とお付き合いをしております。よっ!信頼の剛印!!

それから、当社の培養土には牛ふん堆肥もブレンドされております。
よく牛ふん堆肥入りの培養土は、臭いがする、虫が湧く等のクレームを聞きますが、それはハッキリ言って未熟な牛ふん堆肥を使用しているからです。
当社使用の牛ふん堆肥は、完全発酵はもちろんの事、無臭で手に取ってもサラサラ感があり、培養土に活用するのに持って来いの1品です。
当社が牛ふん堆肥を培養土にブレンドするのには訳があります。
それは、植物の根張りがぜんぜん違うからです。
栽培実験でも、根張りが倍違うといっても過言では有りません。
植物は根がどんどん伸びて広がらなければ、茎や葉は生長できません。
たがら、当社は牛ふん堆肥入り培養土にこだわりと自信を持っております。
他の原料についても国内産・海外産の原料をよく吟味し、製造元から直送で仕入れております。

工場に入る原料全てはpH・EC・放射能検査を行い、数値の値が異常である場合は、工場に一切入れません。

それと原料に下水汚泥や食品残渣等の産業廃棄物が混ざった原料は一切使用しません。
これだけのこだわりを持って当社は原料をひとつひとつ選んでおります。
最後に当社に原料を供給して頂いている各業者の皆さんが真面目な原料作りをしているからこそ、当社は真面目な土作りが出来ます。感謝。

真面目な土作り
真面目な土作り
真面目な土作り
真面目な土作り
育つ土

ナック培養土の秘密

皆さま良い土はどういうイメージをお持ちでしょうか?

育つ土

皆さま良い土はどういうイメージをお持ちでしょうか?
触り心地が良く、フッカフッカしていて、土の良い香りがする。私もこういうイメージを持っています。
良い土=育つ土と言いたい所ですが、必ずしも当てはまらない培養土も有ります。
いくらフッカフッカな土でも水はけが悪い、逆に水はけが良すぎても植物は枯れてしまいます。

何をお伝えしたいかというと当社は、土壌三相分布を基本とした培養土を目指して、植物に合った原料配合をしています。

一般的に植物が一番生長しやすい土壌は、固相率40%、気相率30%、液相率30%と言われています。
固相の割合が高い土だと排水性が悪い土、気相の割合が高い土だと乾きやすく保水性が無い土、液相の割合が高い土だと通気性・排水性が悪い土となってしまいます。
三相分布が理想的な数値になっており、肥料保持力もある土が理想ですが、そのような土になっている培養土はあまりありません。

当社の「育つ土=良い土」の考え方は、三相分布の理想の数値を実現した「水はけが良く、水持ちが良く、通気性が良い土」です。

水はけと水持ちは、一見矛盾している様ですが、簡単に言うとバケツ1杯の水をプランターに入れた培養土に流し、染み込んでいけば排水性が良い土です。

育つ土
育つ土

固相 = 土壌中の固形物の層
気相 = 土壌中に含まれる空気の層
液相 = 土壌中に含まれる水分の層

また、時間を置いて手で掴んで強く握って、水が出てくれば水持ちが良い土となり、握った手を広げて土の塊を軽く触ると崩れれば通気性の良い理想の三相分布の土となるわけです。
当社はこの様な「育つ土」の培養土を常に目指しております。
また、当社はプロの各生産者様に種まき培土、ポット用培土を納めさせて頂いております。 プロの生産者様は、花を種から育て、花苗または切り花として出荷します。もし育たない土などを納めると大問題となります。ですから絶対に「育つ土」でないといけません。

当社製造の培養土は、全商品ロット管理されており、袋詰め前に必ずpH検査、EC検査、放射能検査を行い、「育つ土」である事を確かめて出荷しております。

また、各生産者様のご要望に添った培養土を提案し、ご意見やご指導を聞いて試行錯誤を繰り返して、納得して頂いた培養土を納品しております。
生産者様のご意見やご指導は、当社培養土にフィードバックさせており、

確実に「育つ土」=「失敗しない土」となっております。

育つ土
育つ土
育つ土
育つ土
育つ土
品質管理

品質管理

ナック培養土は、厳選した安心・安全の原料を使用して造られており、必ず「育つ土」でないといけない観点から、当社で製造されている培養土は、全てロット管理されており、ロットごとにpH検査・EC検査・放射能検査を行っております。
また、原料の入荷時でもpH検査・EC検査・放射能検査を実施しており、基準値以外の原料は工場には入れません。

pH検査

一般的に植物が良く育つ土は、pH5.5~7.2(弱酸性~中性)です。これより酸性またはアルカリ性では生長障害を引き起こす可能性があります。
但し、一部の植物ではこれより酸性またはアルカリ性の土を好む植物もあります。
ナック培養土は、pH5.5~7.2の範囲で調整し、出荷しています。

EC検査

一般的な植物には、0.2~0.7(mS/cm)程度の数値が適しています。
また、1.0(mS/cm)以上の数値があると肥料濃度が濃くなり、植物の生育障害を引き起こす可能性があります。
ナック培養土は、EC0.2~0.7(mS/cm)の範囲で調整し、出荷しています。

EC検査
メーカー 商品名 型式
pH測定器 堀場製作所 ハンディpHメータ D-54
EC測定器 堀場製作所 浸漬型導電率電極 9382-10D

放射能検査

○ 第三者機関によるベクレル単位での放射性セシウム・放射性ヨウ素分析検査
園芸培養土における放射性セシウムの暫定許容量は、農林水産省から400ベクレル/kg(製品重量あたり)と定められており、弊社では第三者機関での放射性セシウム・放射性ヨウ素の分析を定期的に行っており、放射能検査結果書を当ホームページにて公表しております。
また、栃木県産の赤玉土・鹿沼土も第三者機関にて、毎月放射能検査を行っており、こちらも当ホームページにて公表しております。

○ 当社によるマイクロシーベルト(μ㏜)検査
ガイガーカウンターによる毎時あたりの放射線を測定し、放射性物質が原料・培養土に付着していないかを毎日チェックしております。
放射能検査では、2重の検査によってお客様に安心・安全の培養土の提供に努力しております。

EC検査
メーカー 商品名 型式
シンチレーション式ガンマ測定器 堀場製作所 ラディ PA-1000

最新のpH検査・EC検査・放射能検査は、当ホームページで随時、公表しております。

家庭園芸の基礎知識

家庭園芸の基礎知識

培養土とは?

培養土とは、あらかじめ数種類の用土がブレンドされ、そのまますぐに使用できる商品の事です。
赤玉土や腐葉土やバーク堆肥などを自分でブレンドするのに比べ、時間と手間が省ける、 必要な量だけ買える、あるいはブレンド作業のスペースが不要などのメリットがあり、家庭園芸では培養土が主流になりつつあります。
「肥料入り」「pH・EC調整済み」の商品や、特定の植物を対象とした専用培養土などがあります。

培養土の中身は何が入っているの?

培養土の中身の原料用土は基本的に2種類に分類されます。
1つ目は基本用土で、培養土のベースとなる土です。
配合する割合が多く、植物の根をしっかり支える為に適度な重さが必要です。
2つ目は改良用土で、基本用土に混合して通気性・排水性・保水性・保肥力を改良する用土のことで、有機質と無機質があります。

基本用土

種類 特徴
赤玉土 関東ローム層の中層にある赤土を乾燥させ粒を選別したもので、通気性・排水性・保水性・保肥力に優れ、基本用土として良く使用されます。
鹿沼土 関東ローム層の赤土の下に有り、栃木県の鹿沼地方で産出されます。有機物をほとんど含まない酸性土で、通気性・保水性に優れ、酸性を好むサツキ・ブルーベリーの用土として普及しています。
ぼら土 宮崎県都城市付近から産出される、霧島の火山砂礫です。表面が多孔質で硬質な軽石で、排水性・通気性・保水性に優れています。性質は弱酸性で、雑菌が少なく、ラン栽培・万年青・山野草用土によく利用されています。
まさ土 花崗岩が風化した土で関西以西の山などに広く分布しています。粒子が細かく、粘土質の為、通気性が悪く重いのが欠点です。
川砂 花崗岩から生じた灰白色の砂で、通気性が良いのですが保水性・保肥力は余りありません。あまり肥料を必要としないオモト・盆栽・サボテン・山野草などに使用するほか、通気性の悪い土の土壌改良材としても最適です。
桐生砂 群馬県の桐生市付近から産出される赤褐色の火山砂礫です。鉄分を多く含み、通気性と保水性に優れています。東洋ラン・盆栽・オモト・山野草などの栽培に適しています。
田土 水田の下層土や河川の蓄積土で荒木田土とも呼ばれています。粘土質の土で重く、保水性・保肥力があるので、植物がしっかり育ちますが、通気性が悪く、単体で使用すると固まるので注意が必要です。

改良用土

種類 特徴
バーク堆肥 樹皮や製材時に出てくる木くずを醗酵させ、植物に有害な成分を分解したものです。土壌改良効果と若干の肥料効果をあわせ持っています。
牛ふん堆肥 牛ふんを醗酵・乾燥させたものです。わずかに肥料分を含みますが、土壌改良の効果が大きく、微生物の働きを活発にさせ、植物の根の成長を促進します。
腐葉土 広葉樹の落ち葉を腐食したものです。通気性・保水性・保肥力に優れ、微量要素を含み、微生物を活発化して土質を良くします。
ピートモス 寒冷な湿地帯の水ゴケが堆積し、分解されて泥炭化したものです。保水性・保肥力に優れていますが、酸性が強いので苦土石灰などで中和して使用します。
ココピート ヤシ殻の繊維を細かく砕いたものです。pHが弱酸性~中性で植物の生長に最適で、乾燥していても水分を吸収しやすい特徴があります。非常に軽く、保水性に優れており、培養土に混ぜると軽量で保水性に優れた培養土になります。
もみ殻くん炭 もみ殻を炭化させてものです。通気性・保水性に優れ、保温効果もあります。但し、pHが強アルカリ性の為、用土への混入は10%が目安となります。
パーライト 真珠岩や黒曜石を高温で焼成したものです。軽量多孔質で、通気性・排水性に優れますが、保水性・保肥力はあまり有りません。土を軽くしたり、通気性・排水性を改善したい場合に培養土に混ぜて使用します。
バーミキュライト 蛭石を高温処理し、膨張させたものです。薄板が層状になったアコーディオン形状で、層の間に水分や養分を蓄えます。非常に軽量で、通気性・保水性・保肥力に富み、無菌です。
日向かる石 ぼら土を洗浄して、高温で乾かしたものです。無菌で軽量にもかかわらず強度があります。通気性・排水性に優れる事から、ラン栽培に良く使用されます。また、大粒は鉢底石としても活用されています。
ゼオライト 多孔質の天然の石で、保肥力が強いのが特徴です。多く入れすぎると肥料成分をつかまえてなかなか手放しません。施した肥料が効きにくくなるので、培養土に5%位混ぜて使用します。また、根腐れ防止の効果もあります。

pHとは?

土の酸性やアルカリ性の度合いを数値で表しています。
一般の植物が良く育つ土は、pH5.5~7.2(弱酸性~中性)です。
これより酸性またはアルカリ性では生長障害を引き起こす可能性があります。
但し、一部の植物ではこれより酸性又はアルカリ性の土を好む植物もあります。

pH 反応の区分
8.0以上 強アルカリ性
7.6~7.9 弱アルカリ性
7.3~7.5 微アルカリ性
6.6~7.2 中性
6.0~6.5 微酸性
5.5~5.9 弱酸性
5.0~5.4 明酸性
4.5~4.9 強酸性
4.4以下 ごく強酸性

ECとは?

電気伝導率ともいい、土壌中に溶けている肥料濃度を数値で表わしています。
一般的な植物には、0.2~0.7(mS/cm)程度の数値が適しています。
また、1.0(mS/cm)以上の数値があると肥料濃度が濃くなり、植物の生育障害を引き起こす可能性があります。

肥料にはどんな種類があるの?

肥料には大きく分けて、有機質を原料としたものと 無機質を原料としたもの2種類があります。

有機質肥料

油かす・骨粉・魚かす・鶏ふんなど、動植物質を原料とした肥料です。
天然物の為、一般に成分の含量は低く、土中の微生物によって分解されてから効く為、最初は穏やかにその後もゆっくりと長く効く緩効性です。
また、三要素以外にも微量要素など、さまざまな有用成分を含み、地力を高める働きがあります。

無機質肥料

尿素・過リン酸石灰・硫酸カリなど、鉱物や石油などを化学的に反応させて作った肥料で、化成肥料ともよびます。
一般的に速効性で、三要素のうち不足する成分だけを単独で与える事も出来ます。
家庭園芸では、成分が急激に溶け出さないように加工した緩効性のものが多く使われます。

肥料の三要素(窒素・リン酸・加里)とは?

窒素は一般的に「葉肥」と呼ばれています。植物が最も必要とするのは窒素で、茎や葉の生長を助け、葉を青々と繁らせ、丈夫に育てます。

リン酸は一般的に「花肥」「実肥」と呼ばれています。植物の生長に関わる栄養素で、開花や結実を促進します。また、茎葉や根の伸長も助けます。

加里は一般的に「根肥」と呼ばれています。加里が十分であれば植物は丈夫に育ちますが、不足すると病害虫の被害を受けやすく、また株が倒れやすくなります。

いろいろな石灰の違いは?

園芸で使用する石灰には、主に消石灰・苦土石灰・有機石灰の3つの種類があります。
酸性の土を中和する力が強いのは、消石灰、苦土石灰、有機石灰の順です。
消石灰を土に混ぜた場合は、植物の植え付けは2週間位空けて植え付けます。
鉢やプランターで植物を栽培する場合は、安全性が高く、混ぜ込んですぐに植え付けが出来る苦土石灰・有機石灰がおすすめです。